グーグルが有料広告でページランク下落

グーグルのページランクが4になってますが、過去に有料広告(Pay Per Post)に参加していたことが原因になってるようです。
発リンクに rel="nofollow" を挿入するように指示してなかったみたいですね。

有料広告は口コミ広告とも言われていますが、消費者にとっても、口コミと思ってたものが、実はお金をもらっていた記事だったとしたら、あまり気持ちのよいものではないです。

グーグルの iGoogle プロモーションと有料リンク

グーグルの公式サイトによると、今回ページランクを下げたのは、過去にgoogle自身が参加していた iGoogle 関連のプロモーションでガイドラインとの照合を怠ったことが原因となっているようです。

先日、自社調査により、過去に行った iGoogle 等のプロモーション活動の一環で、このガイドラインに違反する有料リンクとみなされる行為を私たち自身が行っていたことが判明しました。これは、私たちのプロモーションプランと上記ガイドラインの照合を怠ったことに起因します。その結果として、google.co.jp の PageRank を下げました。

(Google Japan Blog: Google.co.jp のページランクを下げた件についてより)

iGoogle 関連のプロモーションというのは、おそらくは、iGoogle Art Café というカフェが六本木ヒルズに出来たときの Cyber Buzz の口コミプロモーションのことだろうと思われます。

今回のページランク下落の原因として、グーグルのブログパーツの急上昇キーワードが関係しているというニュースもあります。
けれども、ジャバスクリプトのリンクはページランクを付与しないとされているので、ブログパーツのジャバスクリプトのリンクによってペナルティーになるというのは疑問があります。

やはり有料リンクで問題なのは、ジャバスクリプトではなく、rel="nofollow" 属性をいれない形でのアンカーテキストの有料リンクが原因かと思われます。

お金を払ってリンクしてもらうことは、不当に検索順位を操作する行為にあたるので、口コミ広告をする場合は、検索エンジンに影響を与えない形でのnofollowリンクを心がけるべきようです。
この iGoogle Art Café をネットで検索してみると、アンカーテキストに nofollow が入っていない形で投稿している記事がちらほらと出てきます。

口コミ広告は、外側からは宣伝なのか、それとも本当の口コミなのかはまったくわからないですが、たいていはリンク方法を広告主から指定されていることが多いです。
アンカーテキストの部分でブログ検索してみて、大量に同じような記事が存在していたら口コミ広告と思って間違いありません。

ちなみに、「 inanchor:キーワード 」で検索すると、そのキーワードがアンカーテキストで使われているページを検索することができます。

google 自身が戒めとしてページランクを下げたようですが、グーグルの場合はページランクがゼロになってもアクセス数自体は変わりないはずです。
けれども、通常のサイトの場合は、検索エンジン経由のアクセスがないと影響が大きいので気を付けた方がよいでしょう。

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