常時SSLサイト移転時のサイトダウンを回避

常時SSL化しているサイトを他のレンタルサーバーへ移転する際、ある程度のサイトダウンが発生するのは避けられないかもしれません。

特に、移転先のサーバーでメール認証が必要な独自SSLブランドを利用する場合、DNSレコードの変更が反映されてサイトが切り替わった後でないとSSLの申し込みをすることができない状態になります。

そのため、サイトが新サーバーに切り替わった直後はhttpsページが表示されないため、検索エンジン経由のアクセスがすべて404エラーで返ってきてしまいます。常時SSL化しているサイトの場合、検索エンジンのインデックスもすべてhttpsページのため、膨大な量のエラーが発生するものと思います。

また、SSLの申請がすんなりいけばよいですが、場合によっては承認作業に時間がかかるため、数日程度のサイトダウンが発生してしまう可能性もあります。

RapidSSLやジオトラスト、あるいはグローバルサインなどでメールでの承認作業を必要とするかどうかは必ずチェックしておいた方がよいでしょう。

これを回避するために、Let's Encryptなどの「メール認証のない無料独自SSLブランド」を選択するとサイトダウンを最小限に抑えることができるかもしれません。

これも場合によりけりですが、ネームサーバー変更から数十分程度でDNS変更が反映されてSSL化することも可能なため、サイトの停止時間を極力抑えることができます。

もちろん、いつDNSレコードの変更が反映されるのかは分かりませんので、数分で済むこともあれば、24時間から数日かかることもあり、場合によってはサイトのダウン時間が長くなる可能性もあります。

けれども、メール認証タイプの独自SSLと比べると、自動認証タイプの方がSSL設定が完了する時間が短いはずなので、とりあえずでも無料SSLでhttpsページが表示されるようにしておくことをおすすめします。

httpサイト → SSL化
→ サイトダウンなしでも可能

有料の独自SSL → 無料の独自SSL
→ サイトダウンは最短数時間程度で可能

無料の独自SSL → 有料の独自SSL
→ 数時間~数日のサイトダウンは不可避

一般的に「有料」の審査は厳しく手間がかかるため、設定の時間が長引く傾向にあります。

一方で「無料」の場合は審査が簡単なため、数時間でも可能です。

そのため、常時SSLサイトを移転する際には数時間~数日程度のサイトダウンが不可避なため、影響のない時期を見計らって移転するのがよいでしょう。