大量コンテンツ作成によるSEO対策

SEO対策の要素としては外部リンクの獲得が大きな比重を占めるわけですが、コンテンツという部品さえあれば、外部リンク獲得は比較的簡単です。
逆にいえば、このコンテンツをいかにして作成するのかという点が、SEO対策上、一番大きな課題となるわけです。

このコンテンツの作成については、オリジナルなものが一番いいわけですが、お手軽に済ませるスパムチックな方法として以下のようなものもあります。

  • RSS配信を拾ってきての自動作成
  • オフライン書籍を拾ってのリライト
  • 海外ソースを拾ってきての翻訳リライト
  • 無意味な内容での記事作成

どれもがスパムといってもいいものですが、実質的に検索エンジン側では判断しきれていないケースが多いというのが実情かと思います。

特に、最後の無意味な内容のコンテンツというのは、ある意味でオリジナルなものとなりますので、機械的にチェックするのは難しいものとなります。

例えば当サイトのような「ブログの作り方」に関するサイトでいえば、次のような内容のないコンテンツのことを指しています。

「ブログを作るには、まず、パソコンの電源をつけましょう。一般的なパソコンには、"電源"がありますので、それを探してボタンを押します。その際は、ひとさし指でも親指でも何でもかまいません。PCに電源がつくと、LEDが光るのが確認されるはずです。次に、OSが立ち上がるのを確認します。OSにはウィンドウズやマック、リナックスなどがありますが...」

あるいは、こんな感じでも作ることができます。

「ブログ作成に困った際は、まずはお友達に相談しましょう。ポイントは、できるだけパソコンに詳しく、実際にブログを作成したことのある人を探すことです。相談する際は、電話やメールでもOKです。電話には携帯タイプのものと自宅タイプのものがあり、料金的にいうと携帯の方が高い傾向があります。この電話の使用方法ですが、まず受話器をとって...」

このような内容であれば、短時間で大量にコンテンツを作成できるわけです。

人間の目から見るとまったく意味のないコンテンツであることはわかりますが、文法的に不自然な文章ではないですし、なおかつオリジナルコンテンツですので、検索エンジンでスパムと判断するのには難しいものがあります。

古い年代の高ページランクドメインを使えば、このようなコンテンツでもインデックスされるわけですのでコンテンツを大量に作成するよって被リンクを獲得し、検索順位を上昇させてアクセスアップをするというSEO手法が、ここまでひどくはないとしても、おおかれ少なかれ、現在のSEO業者がやっていることかと思います。

このような流れを考えるに、今後はリピート率とか滞在時間、あるいはソーシャルブックマークなどの要因が大きくなってくるのかもしれません。
最近は検索結果に+1 ボタンなどもできたようですが、おそらく、そういった意味があるものと考えています。
いずれにしても、訪問者さまにリピートされるようなブログの作り方をされることをおすすめします。

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