キュレーションサイトが壊滅か?

DeNAがWELQやMERYなどのキュレーションサイトを閉鎖する事態になっていますが、行政側はあらゆる手段を講じて厳しく処罰すべきだとぼくは考えております。

Denaのニュースリリースから引用させて頂きますと、以下のようになっています。

共通する運営体制・方針の9つのメディア(WELQ、iemo、Find Travel、cuta、UpIn、CAFY、JOOY、GOIN、PUUL)に関して、マニュアルやライターの方々への指示などにおいて、他サイトからの文言の転用を推奨していると捉えられかねない点がございました。

つまり、盗作を推奨していたとも読める内容ですが、おそらくはキュレーターに1文字いくらで組織的に依頼していたものと思われます。

このキュレーションサイトの実態でいえば、記事の作成を1文字いくらでライターに外注するわけですが、ライター側からすれば文字数単位での稼ぎになりますので、ひたすら文字数を多くするしかありません。

例えば、1文字1円だったとすれば、1ページ600文字で600円です。これを日給で1万円稼ぐとすれば、16ページ分のコンテンツを作成することが必要になりますが、どんなに優秀なライターであってもオリジナルのコンテンツでこれを納品するのは不可能です。

かといって、収入を得るにはひたすらページ数を作成するしかありません。

となれば、人様のサイトのコンテンツの大部分をコピペしてリライトする、どうでもよいような文章をコンテンツ中に挿入して文字数を稼ぐ、あるいはオフラインの書籍からパクってくる、そういった盗作にも等しい行為が組織単位で日々行われているのがインターネットの実態なのです。

結果として、信ぴょう性のない情報がネット上に氾濫するなど、ネットユーザーの利便性が著しく低下しています。

先日も美容関係になりますが、やけどに効くという美容クリームに関する記事がキュレーションサイトにて公開されていました。これは医薬品ではないので、明らかに薬機法違反になるはずですが、仮に、その美容クリームが本当によいものだったとしても、きちんと皮膚の再生が完了して傷口が安定してから使わないと意味がありません。

けれども、そのようなコピペで作成されたコンテンツを信じてしまい、やけど直後にそのクリームを幼い子供に塗ってしまったら、取返しのつかないあざが残る可能性もあります。もしかすると、キュレーションサイトの情報により、すでにそのような被害がすでに多発している可能性もあります。

ぼくはこのようなインターネットの実態にかねてから警鐘ならしてきましたが、DeNAのような大企業がなぜこのような事に手を出したのか不思議でしょうがありません。今後、第二のペニーオークション事案として話題になる可能性が高いと考えておりますが、メディアにとってはソーシャルゲーム系でテレビにお金を落とす会社かと思います。なので、あまり報道はされないような気もしておりますが、どこまで追求されるのか、今後も注目していきたいと思います。