物価高騰がドメイン価格にも波及、サイト運営を断念

ここ数年、円安でドメイン価格が高騰してますが、最近は1ドル150円をこえることも多くなり、ついにサイト運営を断念せざるを得ない状況になってきました。

こちらは2008年から16年間更新しつづけてきたドメインですが、当時は1ドル80円程度の円高だったため、更新費用は700円ですみました。

16年前のドメイン価格

しかしながら、2024年12年現在では1ドル155円となっており、ドメイン費用が3倍以上に高騰してます。

ドメイン価格の推移

実際には維持費用なども別途にかかるため、4倍程度にまで高騰してますが、今回でドメインは更新せず、泣く泣く16年間維持しつづけてきた当該サイトの運営は終了することにしました。

また、これまで値上げをしてこなかったFC2ドメインも、先日、ドメイン価格を改定して値上げに踏み切ったようです。

FC2ドメインの価格改定

.comドメインの場合は1,080円から1,810円へ、.infoドメインは1,080円から3,460円への値上げなので、かなりの大幅なアップとなっています。

ただ、エックスサーバードメインでは、「2024年8月15日 12:00 - 2025年1月9日 17:00」までキャンペーンをやっており、.comや.netなど、それぞれ1個目の移管は1円となるようです。

エックスサーバードメインのキャンペーン価格

ドメイン 価格
.com 移管(1個目) 1円
.net 移管(1個目) 1円
(ローマ字).jp 移管(1個目) 1円
.info 移管(1個目) 1円
.org 移管(1個目) 1円
.biz 移管(1個目) 1円

(※「シンドメイン」「スタードメイン」からの移管は本キャンペーンの適用対象外)

当サイト運営者も.comと.netを移管してみましたが、それぞれ実際に1円しかかかりませんでした。

今後、円安が終息するのか、あるいはさらに加速するのかは分かりませんが、トランプ氏の大統領就任で円高になれば、来年はドメイン価格が下がる可能性もあります。もし円高になれば、海外ドメイン事業者を利用するのも1つの選択肢かもしれませんが、当面、ドメインの移管キャンペーンを利用しながらしのぐのも良いと思います。

あるいはバリュードメインの場合、15個以上を保有していれば、割引価格になります。さまざまなドメイン事業者があるので、できるだけ費用の安い事業者を利用するとよいでしょう。

独自ドメインの取得方法