円安で海外でのドメイン管理コストが増大
海外レジストラのgodaddyなどでもドメインを管理しているのですが、民主党政権下の1ドル80円レートの時と比較すると、最近は円安でかなりのコスト増になってきています。
昨日も3つほど期限を更新してきたのですが、ドットコム3つの更新費用で9000円もかかってしまいました。1個あたり3000円の計算になりますが、数年前までは1個1500円程度で済んでいたので、約倍近くのコスト増になってしまっております。
逆に考えれば、輸出関連企業はボロ儲けということで、アベノミクス万歳ということなのでしょうけれども、海外からの部品の輸入が必須のビジネスにおいては、大打撃を受けている状況といえるかもしれません。
ただ、ネット上のビジネスの場合、日本のレジストラへドメインを移管すればいいだけですので、それほど大きな影響は出ていないものと思われます。
おそらく、今後は海外で管理していたドメインが次々に日本に流入してくるものと思われますが、大量にドメインを取得している業者の場合、日本に管理を移してみようかなというケースも多くなってくるものと思われます。
海外レジストラの場合はwhois代行も有料のケースが多いので、3倍以上のコストがかかるとなれば、日本の事業者を利用せざるを得ません。
ドメインに限らず、あらゆる業界でこのような日本回帰の流れが出てきますと、円安で業績が伸びる業界や企業がゴロゴロ出てくるものと思いますが、急激に円安が進行したのは去年の秋ごろですので、日本回帰の動きが本格化するのはまだこれから先だと思っております。
いまのうちに、このような円安で恩恵を受けるであろう会社の株をコッソリ買って、たんまり仕込んでおくのがよいかもしれませんね。
【追記:】
お名前ドットコムがドメインの販売価格を2月17日から値上げするようです。ドメインにも仕入価格があるようで、為替の影響で自助努力だけでは吸収できなくなってきたようです。
comや.netなどは920円から1280円へと値上げされるようですが、余力のある方は、数年分ぐらい更新しておくとよいかもしれません。