旧MTテンプレートをモバイルフレンドリー化
mobable typeにて作成していたブログをモバイルフレンドリーに対応してみたのですが、旧テンプレートのデフォルトを使用している場合、レスポンシブ対応するのがけっこうムズカシイようです。
最近はレスポンシブ対応しているMTテンプレートも多いようですが、ワインレッドなどのひと昔前のテンプレートをスマホ対応する場合は手間がかかるものと思います。
この場合、以下の手順で対応するとよいかもしれません。
①各ページにviewportのメタタグを埋め込む。
<meta name="viewport" content="width=device-width" />
このあたりは基本なので省略します。
②スマホ用のスタイルシートを設定する
@media screen and (max-device-width: 480px) {スマホ用}
mtのスタイルシートの場合、@importで2か所ぐらいから読み込む設定になっているかと思いますが、その直下にでも追加して、一番最後にスマホ用のスタイルシートが読み込まれるように設定するとよいでしょう。
このスマホ用の箇所に以下の設定を書き込んでいき、スマホで表示した際にだけ、上書きで表示されるようにします。
③CSSのfloatを解除する。
@importで参照しているそれぞれのスタイルシートを表示し、「float」が設定されている箇所を検索します。#alphaとか、#betaみたいなのが該当するかと思いますが、それぞれのfloat設定を②のスマホ用のスタイルシートに「float:none;」を追加して全て無効にします。
これでPCサイトでは3カラムや2カラムで表示されるものの、スマホで表示した際にはfloatが解除されて縦長の状態で表示されます。
④CSSのwidthを100%にする。
横幅が190pxなどで設定されているものについては、「width:100%;」を指定して、すべてスマホの横幅の長さで表示されるようにします。これも「width」で検索をかけ、pxで指定されている箇所を全て割り出していくとよいでしょう。
⑤leftやrightプロパティーを解除する。
私の場合、ここで時間がかかったのですが、普通のホームページやブログではあまり出てこない、「leftプロパティー」や「rightプロパティー」などが旧mtテンプレートで設定されています。これは横の要素との距離を設定するものですが、これも「left:0px;」や「right:0px;」などと指定してすべて解除しておきます。
おそらく、2か所ぐらいしかないと思いますが、テンプレートによって違うはずです。
⑥フォントサイズなどを微調整する。
あとはフォントサイズを120%ぐらいに設定しておきます。
これでスマホでもきちんと表示されるかと思います。