MovableTypeを「7」にアップグレードしてみました

当ブログでは10年ほど前からMovableTypeを利用していますが、最新の7にアップグレードしてみました。

MovableTypeのアップグレードは大変と聞いていたため、今まで一度もしたことはなかったのですが、いざやってみると意外と簡単でした。

手順は概ね以下のようになるかと思います。

①「mt-new」を作成 → 最新バージョンをアップロード
②既存「mt」から「mt-new」へ必要なデータを移転
③既存「mt」を「mt_backup」へ変更
④「mt-new」を「mt」へ変更
⑤「mt.cgi」にアクセスしてアップグレード完了

具体的なやり方についてはこちらのページに書いてますが、まずは今までの既存の「mt」フォルダと同じ階層に新しい「mt-new」などのフォルダを一時的に作成し、そちらに最新バージョンのMovableTypeをアップロードします。

この作成した「mt-new」のフォルダに、既存の「mt」フォルダからテンプレートやプラグインなどの必要なデータを移転しておきます。

データを移転し終わったら、既存の「mt」フォルダを「mt_backup」に名前を変更し、一時的に作成した「mt-new」などのフォルダ名を「mt」に変更します。こうすることで「mt」フォルダが最新バージョンに入れ替わります。

あとはcgiファイルの属性を「755」などに変更したのち、この状態で「mt.cgi」にアクセスすると自動でアップグレードが開始されて完了です。

旧MTから移転するデータについては、mt-config.cgiやプラグイン、テンプレートのテーマなどがメインになるかと思います。

  • mt-config.cgi
  • plugins/追加したプラグイン
  • mt-static/plugins/追加したプラグイン
  • mt-static/support
  • themes/追加したテーマ

当サイト運営者は「ツール」→「テーマのエクスポート」の箇所から、事前にテンプレートを「themes」のフォルダへ出力しておきましたが、これで特に問題なく反映されていました。

全て終了したのち、古い「mt_backup」フォルダのcgiファイルのパーミッションを全部ゼロにするなどして無効にしておくとよいかもしれません。個人無償版の規約には「お客様は、旧バージョンと新バージョンのいずれか一方を利用できるものとし、両バージョンを同時に利用することはできません。」とありますので、無効にしておくことをおすすめします。