要らないドメインは捨てるべきか?

ここ数年で300個以上のドメインを取得してきたのですが、この更新作業が微妙にストレスになってきております。

つい先日も10個ぐらい更新したのに、1、2週間もすれば、また10個とか更新時期に入ってきて、何気に毎週のように1万円ぐらいかかっている次第です。日本の事業者は比較的安く済むのですが、海外で取得しているものは、円安の影響をモロに受けていて1個2千円ぐらいの費用は普通にかかってきています。

加えてレンタルサーバーも数十個ぐらい借りているので、ドメインとサーバー代だけで年間100万とかいっちゃってるような気がしております。

ただ、これらのドメインを取得する際、海外オークションなどで何気に1個1万円ぐらいはかかったものなので廃棄するには惜しいキモチでいっぱいなのです。1個1万~5万円程度かかってますんで、何気に数百万程度の取得コストがかかっているのです。

また、どうせ税金でとられるぐらいなら、経費にできるドメインぐらいは持っててもいいかなという気もしてしまうのです。加えて、たまに譲ってほしいというオファーなんかもありますので、数万円程度で売却できるケースもあります。

そのような迷いがあり、使ってはいないんだけれども毎年更新を続けているのですが、どこかでふんぎりを付けなきゃだめかなという気持ちも一方ではあります。

世のなかには、いわゆる「物を捨てられない人」もいるようで、断捨離などが流行っているようですが、本当は僕もわかってはいるんです、いつかは捨てなきゃだめだって。

だって、300個のドメインと数十個のサーバーを1生更新しつづけるとすれば、マイホームの1軒ぐらいはたつ費用がかかるわけですよ。いずれは捨てなければならないものですので、そうであるならば、迷っている暇はないなと。

でも、1990年代からのそれなりに価値が高いドメインばかりを選別して取得してますので、それらを総動員して運営すれば、何かビックなことができるのではないかなという気がしてやはり惜しいです。

物は捨ててもまた買えますが、ドメインについては運営の年月とか被リンクとか、あるいは文字列だったりとか、プライスレスでオンリーワンの要素がありますので、また同じ物を買えるわけではないわけです。

このあたりに、ドメイン更新の難しさがあるものと思います。

関連記事: