ガラケーサイト用のGooglebotは既に廃止になっていた
最近はウェブサイトのモバイル端末への対応が必須の要素とされていますが、ひと昔前までのモバイル端末といえば、ガラケーのフィーチャーフォン端末のことを指していました。
けれども、現在でのモバイル端末は主にスマートフォンのことを指しており、フィーチャーフォン端末については切り捨てる方向になってきたものと感じています。
GoogleのウェブマスターブログでもGooglebotは廃止するとの発表がされており、これによりモバイルサイトマップも意味がなくなったものと感じています。
参照URL:)フィーチャーフォン用のクロールとインデックスが変わります
去年の3月にモバイルサイトマップ送信がエラーになる記事を更新していたのですが、携帯サイト用のGooglebotは廃止になっていたわけですから、これではデータが反映されないのも当然です。
クロールされない以上、おそらくはモバイル用のインデックスも消失しているのではと思いますが、インデックスがされない以上、携帯サイトを更新することに意味があるのかという疑問もあります。
ただし、フィーチャーフォンの携帯サイト用のページがあること自体は「handheld」のアノテーションタグを使用して存在の確認はしているようです。何らかの形で作成した携帯用サイトが表示されることもあるのかもしれません。
この「handheld」というのは、フィーチャーフォンの小型端末のことを指していますが、HTML5ではエラーになりますので、ウェブの規格の上でも対応を終了する方向になってきているものと思います。
ガラケーの生産自体もほぼ終了していますし、大手サイトでもガラケーによる閲覧への対応はほぼ終了しています。また、上記のように検索エンジンでも終了し、HTML5のウェブ標準の規格でもエラーになることを考えると、ガラケーサイトはもう切り捨てる時期に来ているのかもしれません。