共同通信社「記者ハンドブック」を読む

前回、文章校正支援ソフトの「Just Right!」を購入したのですが、オプションで「共同通信社 記者ハンドブック校正辞書」も購入してみました。

その「共同通信社 記者ハンドブック校正辞書」についてなのですが、元となる書籍でのハンドブックもあり、今回はこちらも読んでみることにしました。

記者ハンドブック
本体価格: 1,900円+税

「Just Right!」のソフトでは、校正実行ボタンを押せば、簡単に修正候補をあげてくれますが、この本でルール自体も理解しておくと効率的に作業できるかと思います。

内容の大半は「用字用語集」となっており、読み物というよりも辞典的な本になりますが、ペース数は少ないものの「書き方の基本」や「記事のフォーム」についての解説もされています。句読点の打ち方や行数、見出しの本数など、いろいろ参考になる箇所が多かったです。

ただ、こちらは新聞記者用のハンドブックかと思いますので、ブログ運営の用途とは多少の違いがあるかもしれません。新聞とブログでは縦書き、横書きの違いがあり、また購読料がメインの新聞とは違い、広告収入が主体のブログではレイアウト構成にも違いが出てくると思います。

基本的にコンテンツの内容さえよければ、多少の誤字があっても記事は読んでもらえるものとは思いますが、できるだけ読みやすく、分かりやすい文章にすることも大切かと思います。

こちらのハンドブックについては、文章の書き方やコンテンツ作成のイロハというよりも、適切な日本語を使い、分かりやすく品のある文章に仕上げたい場合に読んでみると役に立つかと思います。

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