ひとつのブログばかりを更新するのは効率が悪い

ひとつのブログで何百ページものエントリーを投稿しているケースもありますが、SEO対策上、これは非常にもったいないという気がしております。
なるべくなら、焦点を定めた形でコンテンツを細分化し、それぞれのテーマにそってディレクトリ分けやドメインの分散を図った方が効率は良くなるはずです。

例えば、すでに1000のエントリーを投稿している場合、ひとつのドメインのみでのっぺりと公開するよりも、テーマごとに独自ドメインで300、サブドメインで200×2、サブディレクトリにブログを設置して残りの300というふうにコンテンツを割り振り、それぞれのサイトを相互リンクさせた形の方が、同じ記事数でもドメインの厚みが増します。

もしくは、もうひとつ別のドメインを取得して、それぞれにサブドメインやサブディレクトリなどを設置し、500+500ぐらいに割り振るという形もあります。

ただ、そのような場合でも、重複している内容があったり、コンテンツ内容の薄いページを量産するぐらいでしたら、いっそのこと独自ドメイン単体のみで、数十ページ程度のサイトを作る方がベターですが、最近のグーグル検索はページボリュームの豊富なウェブサイトを好む傾向になってきている気がいたします。

ヤフー検索はというと、数ページのみのホームページでも上位表示されていることも多いので、無駄なドメイン分けやディレクトリ分けは逆効果になる可能性も高いですが、今後はヤフーはグーグル検索を利用することに決定したようですので、どちらかというと、ページボリュームを多くするブログの作り方にシフトした方がSEO対策上の利点は大きいものと思うのです。

その際にも、同じIPアドレスのレンタルサーバーでそれぞれのサブドメインを公開するよりも、別のサーバーをレンタルして割り振った方が被リンク対策上は効率のよいものといえるでしょう。

ちなみに、当ドメインの場合は、「ブログ」をテーマに、このような形で割り振っています。

  • blog-tips.net ブログの作り方 - 200ページ - 独自ドメイン
  • blog-tips.net/blog/ 当サイト - 50ページ - サブディレクトリ
  • affiliate.blog-tips.net - ブログアフィリエイト比較 - 100ページ - サブドメイン
  • mt.blog-tips.net - MTブログの作り方 - 100ページ - サブドメイン

ふたつのサブドメインで横幅を広くし、さらにサブディレクトリの設置でドメインに高さを付け、それぞれの構造を内部リンクで支えているわけです。

ただ、このように意図的にブログを作ろうとする行為には常に不自然さが伴います。

作ろうと思ってブログを作るよりも、大切なのはアクセス解析から訪問者の経路を観察し、ユーザビリティーを高めるという作り方が自然なのかもしれません。

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